中国外務省、記念活動は世界平和を代表
2015年 9月 8日9:28 / 提供:中国国際放送局
中国外務省の洪磊報道官は7日の定例記者会見で、今月3日に行われた記念活動について、「広汎的な代表性を有したものであり、強大となった中国は、世界平和の維持に対し、より力になれる」と述べ、改めて中国の姿勢を表しました。
これは記者会見で、記念活動に対するメディアの見方について、中国の安全保障の実力および平和を維持する決意が示されたとされる一方、閲兵式の場面に圧倒された、欧米各国の指導者が未出席などといった報道があることに対し、中国側の論評を記者が質問したものです。
これに対し、洪磊報道官は、歴史の正義を維持し、英雄を偲び、世界平和を大切にし、より良い未来を切り開くという記念活動の目的を改めて強調しました。そのうえで、習近平国家主席が挨拶の中で18回も平和を言及し、「発展を遂げていったとしても、中国は永遠に覇を称えず、永遠に拡張を行わず、自らがかつて経験した悲惨な遭遇を他の民族に押し付けるようなことは決してしない」とし、さらに兵員を30万人削減すると発表したことを挙げ、「これを通して平和を大事にするという中国の決意を理解してもらえ、強大となった中国は、世界平和の維持に対し、より力になれると信じている」と述べました。
また、記念活動には「ロシアと韓国の大統領、国連事務総長が参加したほか、欧米各国の中国駐在高官も参加したことから、記念活動は世界平和を維持するための代表的なものになったと言える」としました。
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